慶應レベルの長文を読むには?

慶應の英語で高い点を取るには、どの学部も長文読解をしっかりすることが不可欠となります。しかし、もちろん慶應の英語は簡単に読めるものではありません。ではどうすればいいのか?今回は僕なりに具体的な読解法をお教えしたいと思います!

1. 慶應レベルの長文読解に必要な能力とは?
まずは何が必要なのかを知る必要があります。
一つ目は語彙力です。これは一回目で詳しくお伝えしましたが、用はまず単語・熟語の意味が分からなければどんな長文でも読めないのです。慶應ではハイレベルな語彙が頻出するため、語彙力が高い受験生が有利になるといっても過言ではありません。
二つ目は、文法力です。もちろん単語・熟語の意味が取れても、英文法がわからなければ文章が何を言っているのかわかりません。ではどのように身につければよいかといえば、まずは学校の教科書を完璧に理解したうえで上記の英文法・語法Vintageやその類の参考書(Nextstage等)を徹底して暗記してください。シンプルですが、この方法が一番の近道だと僕は思います。
 三つ目は、英文解釈力です。これは後で詳しく述べます。
 四つ目は、論理力です。これも後で詳しく述べます。

2. 英文解釈力とは?その身につけ方は?
そもそも英文解釈力とは、英文をSVOCに正確に分け、修飾関係等を理解し、構造をしっかりと把握できる力のことです。簡単に言えば単語、文法を覚えた上で、英文が正確に和訳できるかということです。
例えば、I think that that that that that boy wrote is wrong.という文章があったとします。この文章はすべて中学レベルの英単語で書かれていますが、一筋縄では訳せないでしょう。ここで必要なのが英文解釈力なのです。
簡単に解説すると、I→S、think→V、that→thinkの目的語を作るthat節、that→次のthatを修飾する形容詞「あの」、that→名詞「あれ」、that→前のthatを先行詞とする関係代名詞、that→次のboyを修飾する形容「あれ」という文章構造になっています。つまり、「私はあの少年が書いたあの「that」は間違っていると思います。」という和訳です。英文解釈力の重要性がわかったでしょうか。
では、どのようにしてそれを身につければよいのでしょう。僕は受験生時代、まずは「基礎英文解釈の技術100」という参考書で徹底的に受験に必要な英文解釈力を身につけました。使い方としてはオーソドックスに例文をSVOCに分け、修飾関係を明らかにした上で和訳を書き出す、というやり方です。そしてCDを用いながら音読をすることで英文解釈のスピードを上げることが出来ます。シンプルですが、このやり方が一番近道かと思います。その上でこのレベルになれたらポレポレに移行してまた同じことを繰り返すことで、文章構造が分からないということはなくなります。以上が「英文解釈力」についてでした。」

3.「論理力」について
 単語、熟語、文法をしっかり身につけ英文解釈できる力をしっかり付ければそれで良いのかといえばそうとは限りません。この時点でかなり英語を読む力がついているは事実ですが、慶應の英語を読む上ではさらに一歩踏み込む必要があります。そこで必要なのが「論理力」です。つまり、いわゆるロジカルリーディングです。
 文章を論理的に読むとはどういうことでしょうか?簡単に言えば文章と文章のつながりを意識して、英語長文を現代文的に読むということです。それに必要なのが、文章と文章のつながりを表す、ディスコースマーカーを知るということです。よく言われるのが「butやhoweverといった逆接の後は大事だから線を引け」ということですが、それではあまりにも単純すぎます。早稲田・慶應のレベルではもっとハイレベルな理解をしなければなりません。具体的に見ていきましょう。

・逆説&対比を表すディスコースマーカー
例)but,however,while,on the other hand…
逆説は前の文章に反するとき、対比は二つの事柄を比べるときに使われます。

・抽象→具体をあらわすディスコースマーカー
例)for example,in other words,
前で述べた抽象的で分かりづらいことを後ろで抽象的にするときに用いられます。

・因果関係を表すディスコースマーカー…
例)so,for,because,therefore,as…
理由をあらわしたり、結果をあらわしたりするときに使われます。どちらが原因でどちらが結果かをしっかり区別しなければなりません。

これら三種類のディスコースマーカーの役割をしっかり覚えた上で、長文中でしっかりチェックして呼んでいけば、早慶レベルでよく出題されるかなり抽象的な文章でも内容を理解しやすくなると思います。
 その上で習得しなければならないのがパラグラフリーディングです。英語は各段落(パラグラフ)に分けて書かれていますが、基本的には一段落でひとつの話題しかふれられていません。したがって、段落ごとに主題となっている事柄をつかめれば、長文が読みやすくなり、なおかつ長文全体を俯瞰して、全体的に見ることが出来ます。これら二つのことを意識すれば、だいぶ論理的に文章を読むことができるでしょう。

 以上が慶應の長文を読むのに必要な事柄でした。

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